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コンビニでお弁当を求めるように、いつなんどきでも安全な食事がとれるというのは、生産企業の努力があっての事と考えています。
ちょっと前に ポテトサラダぐらい自分で作らないでどうするの?というニュースがありましたね。
私、20代の頃、ポテトサラダ等の加工の仕事もしており、製パン、百貨店などにも卸していました。
初めての分野での仕事は1年で20kgほど痩せるほど。大変でした。
作業台熱湯殺菌→
ユニホームアルコール殺菌
→ジャガイモをゆでる→無菌冷却
→胡瓜加熱後殺菌→無菌冷却
→人参を加熱殺菌→無菌冷却
→マヨネーズ、調味料等計量
→殺菌容器にて味あわせ→ 完成 となるのです。
ピンときませんでしょ?(笑) コンビニのポテトサラダサンドイッチ100人前作るために、具(フィリング)を、無菌ポテトサラダを10㎏程、4時間以上かけて完成させるのです。ですからコンビニのサンドイッチは、通常賞味期限を過ぎても腐らないのです。裏方の仕事は職人芸とも言えます。もしかしたら食べ物も作るという意味では料理人よりも、製造加工業のほうが高スキルかもしれません。
掘り下げると、マヨネーズや調味料等のメーカーも素晴らしい仕事をしているのです。
ジャガイモ担当、胡瓜担当、人参担当、仕上げ担当の誰かが手を抜くと理想としているポテトサラダは出来上がりません。
キューリ担当者が注意を怠って仕事したら、混ぜ合わせてできたそれは失敗作といってもいいのです。
この様な仕事は(食品加工業)「後日食べても安心安全」が基本です。
新型コロナウイルス感染予防のため、外食は控える傾向にありました。デリバリーやお持ち帰りに白羽の矢が立ちました。
当店のようなお店にも「海鮮丼、かに丼、うに丼のお持ち帰りやってますか?」とお問い合わせがあります。
生ものですから無理です。 という、何の根拠もない回答を用意していました。
屁理屈者、へそまがり者の私。違う回答を用意しようかと思ったのです。
「賞味期限30分」という回答を。
これのヒントとなったのはシュークリーム。
注文後、賞味期限60分というものがあったのを思い出したのです。
3分というケーキも存在します。
お持ち帰りに可能性を感じ始めています(笑)
そのうち、「かに丼」「うに丼」「海鮮丼」お持ち帰りできます!!
というPRが出たら「すぎ乃、ゆるくないんだな!!」とお思いください(笑)
脱線しましたが、牛タン弁当。
まだまだ改良の余地もあります。
気になる方、ご予約いかがかしら?
(予定していた 「悲しい人間と書き込みネット社会」は次回UP致します)