2023年の積丹店うに膳屋の営業も終わりました。

今年ほど　予約にてこずった年もありませんでした。
この事をスタッフに話すと
「予約取らないでやった方がいいよ、前みたく。特に7月後半からお盆までは」
「予約取らなくても例年通り忙しかったしょ」とのご意見も。
「それって、俺に入院した方が良いって事か？？」とふざけてみた（笑）
5年前の入院時の事を思い出している。

ご予約のデータをみると、半分は道外のお客様で初めてのお客様。
うにについて　積丹町についてある程度教えておかなくてはいけないと
強く思っていました。
お客様が予定通りに進まない＝当店の仕事も進まないなのです。
これは、
①札幌から積丹町までは120分から240分ぐらいかかる事、
②いらして、時には30分から90分も待つ可能性もある事、
③そして、必ずいいうにが有るとの保証はない事。

私の嫌いな言葉、
お客様が口にする「せっかく来たのに」というのがね、
折角来るなら勉強しなさいよ、セニョ～～ルお兄さん！！！といつも思ってる。
勉強ができないなら私が教えて差し上げますわよ！！！
その、勉強すべきことが先ほど述べた3点。
でもものわかりのいいひとは多くはないの。物事うまくすすまないのよね。
ま、多くは望んでいないのです、お客様はそんなもの。

ただ、うれしい気持ちになった事もあって。
ある旅行者からの次の様なご意見をいただいたのです。
「…行ったことないところで　次の予定に間に合わないと不安になる
そんな時に予約を取ってくれるお店があり旅行のスケジュールがたてやすいのは
本当に助かります」と。うれしいわよね～～～。
すっきりしたワ、いままでのモヤモヤ！！
こんな風に思ってくれてる方はどの位いるのかな？

そしてこの予約というもの、以前は電話でも快く（ここ大事）受けていたのです。
ところがです。私、忘れてしまうの、予約内容。
常に動いてる私なのでなかなかしっかりとメモや録音ができない事が多くて。

０６：００　起床　（電話出られません）
０８：３０　までに　お茶、味噌汁、炊飯、ネタ管理　（電話出られません）
０８：４５　スタッフと打ち合わせ　価格・日替わりメニュー　注意事項　（電話出られません）
０９：００　煮つけ魚等加熱　（電話出られる時もある）
１０：００　ご予約者様　先行入店のご案内（電話出られません）
１４：００　ちょっとひと段落の後　明日の準備　これがメインの仕事（電話に出られる時もある）
１８：００ごろまで続く
２０：３０　消灯　（電話出られません）

チョット、私のルーティン整理してみた。
電話になかなか出れないもの（笑）すみません、ふざけてるわけではないのです。

ご予約のほとんどをメールに移行したのです。
ですがみんながみんなメールできないでしょうし、デメリットも知ってるのです。
メール＝印刷して文字で残しておけるから間違いにくい、これメリット。
今年、2件ほどあったのです、
メール予約が功を奏する事が。
メールの印刷をお客様に見せたところ理解してくれたのです。
メールで良かったと思ったわ。
これね、頼んだお品物と違うと突っぱねるお客様だった為に、
予約台帳を確認し、お客様が送信したご予約メール内容をお見せしました。

お客様の勘違い。一件落着。
勘違い、誰にでもあるからね。
もちろん、私はそんなことでは責めたりする様な人間では、あ～～りません　✌
ですが、もしこのご予約がお電話だったとしたら
「言った、ちゃんと言った。間違ってない・・・。お店が間違ってるゾ！」とか、
もっと強く私たちを責めるんだと思うのです。
お客様＝ライオン（強い肉食）　私＝ウサギ（草食）　やっぱりライオンが強いのよね。
ウサギなりに一生懸命やってるのに責められるのは不本意。
これ誰でもそうだよね（笑）
メール予約で良かった。ああ、メールで良かったわ。

でも、そのメールでも間違うんだ、私。
こうなるとどうすればいいのかまた迷ってしまうのさ。