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2024年度、稀に見る不漁の夏が終わりました。
これからは 太平洋、道東産のうにが主流となります。
先週よりも良いうにが入荷していますが、夏の最盛期のうにと比べれば味は劣ります。これが正直なところです。
むらさきうには4割高、ばふんうには3倍に価格上昇。
昨年の最高値段は1膳 22,000円 でびっくりしておりましたが、今年は3万越え。
うにが少なくまともに仕入れさえできない夏でした。
うに漁師だった父とともに40年以上うにを見て来ましたが、昨年、今年と不漁の年。
来年もそうかもしれないと言われてます。
2021年の壊滅的な赤潮被害の影響が今も続いており、今後、安くなる要素はまったくありません。
市場には、2500円、4700円、5800円・・と様々なうにが有りました。
味見の必要もなく 低価格のうにはその程度の味しかしないのが見てわかります。
お客様に納得して頂くには仕入れ価格を気にしすぎると痛い目に合います。
お客様に叱られます。
今も高値が続き、9年連続で高値のうにです。
うに加工業者、セリ人とも情報交換をしておりますが今年も高値はこのまま続くだろうと言ってます。
個人的に、一食7000円~のうに丼は高い食事だと思ってはおり、どこのお店でもそう思っているはずです。
2,000円や3,000円でうに丼が食べられると思っているお客様にはきちんと近年の現実を伝え、
理解していただく事が飲食店には必要だと感じています。
本日は価格も安定しましたので少し値下げしました。
時々、他店との価格を比較され、当店の価格に驚かれるお客様もおられます。
「品質重視」を、30年余り、一貫して作り続けておりますが失敗する事も多くあります。
やはり使用するうにの量が、うに丼の価格に反映されてしまいます。
ご来店されてびっくりしないように、前もってのご予約時にはうにについて、価格、味をきちんとお伝えするように心がけています。
うには在庫がしにくい食材です。毎朝の仕入れをしており、毎日相場が違う為、仕入価格、販売価格も違ってきます。
毎日のようにメニュー表を作り変えてます。
無理のない上手な仕入れを考えていますがとても難しいのです。
秋冬は通常、当店の冷蔵庫にウニは在庫していなく、
その為、お客様には3日前のご予約を強くお願いしております。なかなか現実はうまくいきません。
仕入れは早朝に必要な分をすべて終わらせます。
その後、再度仕入れることは不可能なために、ご予約無しのお客様にはご提供できない事が多いのです。
うにはすぐ腐敗するために多く仕入れする事はほとんどありません。
2万円の売り上げに対し、廃棄するウニが2万円分、などと言う時もございました。
年々、うにの難しさを痛感しています。
ご旅行のお客様に提案がございます。もしお時間があれば千歳空港のショップを覗いてみてください。
選ばれた企業が出店しており、すばらしいうにを販売しております。ひとつの価格のめやすにはなると思います。
公式ホームページうにのブログより
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11月10日
11月になり相場が下がりました。
このまま続いてくれればいいのですが。
天候や物流の事情等により、急に値上がりの可能性もあります。
色、味も申し分ありません。
10月26日
昨年の同時期と比べ 高品質のうにが入荷しています。
しかしながら仕入れ価格は異常です。
先日も魚屋さんが真っ赤な顔して申し訳なさそうにウニを納品しました。
100gパックの塩水ばふんうにで7000円です。
うに丼は1膳120gほど使用するので、原価は8400円以上。
本日12800円でご提供しましたが 躊躇されるお客様がほとんどです。
お求めやすいようにと うに+いくら+かに丼などの献立もおすすめしていますが
これもなかなかの高値となってしまします。
悩みは尽きません。
ビックリされたお客様には申し訳ない気持ちです。
10月11日
良いうに、仕入れできました。
ちょっと安心しました。
しかしです。価格はこの時期としてはえらく高値が付きました。
10月5日
初物入荷。
ようやく塩水ばふんうにをご提供できるようになりました。
TVでご存じかと思いますが、水温上昇の影響により
うにが死滅した海域もあります。
昨年同様に高値取引が予想されます。
本日仕入れのうにはとてもいい味しております。
今後に期待しています。
10月2日
ちょっとだけうに仕入れました。
本来であればこのような表現はしたくないのですが
「及第点を付けられない質のうに」です。
通常なら仕入れをやめる加工業者のものしかないと言われた。
この先どうなるのか。
唯一の希望は浜中産養殖うに。
札幌の市場に入荷があれば即買いなのですが。
9月26日
うに、品薄です。 仕入れできません。
本日、ご希望されたお客様にはお断りいたしました。
冷蔵庫には200g 程のうにがあるのですが、ご提供できないレベルのうにだったので
お断りしました。
「今は時季外れだからおいしくないよ、それでもいいならうに丼作れますよ」
こんな風に言えれば気が楽です。
失敗するのをわかってご提供するというのも勇気がいります。
失敗した事例がこちらに⇒
9月15日
今朝のニュースより、
養殖ウニ大量死 北海道浜中町 8月の大雨で塩分濃度低下
配信
散布漁協がウニを養殖する火散布沼。8月末の大雨で塩分濃度が下がり、ウニが大量死した
【浜中】釧路管内浜中町の汽水湖「火散布(ひちりっぷ)沼」で、散布漁協が高級ブランド「浜中養殖うに」として育てているエゾバフンウニが大量死したことが14日、分かった。8月31日の大雨による沼の塩分濃度低下が原因。今季の漁は9月に始まったばかりだが、同漁協は出荷計画分40トンの半分が出荷不能になったとし、被害額は1億8千万円に上ると推計している。 同漁協によると、大雨後の今月1日、沼の塩分濃度がウニの成育が難しくなる通常の半分になった。環境変化に敏感なウニに配慮し、4日に養殖かごを上げたところ、弱ったり、死んだりしたウニを確認。その後、被害状況を調べてきた。同漁協の中村雅人専務理事は「出荷直前だっただけに大きな痛手だ」とする。
ただでさえなかなか仕入れができないウニです。
秋冬のこの海域のうには 日本一 だと思っていますが
今年もこの先どうなるか不安です。
9月17日
毎年同じ悩みです。
ウニご希望のお客様への対応。
ご来店され、ウニがなくがっかりされるお客様も少なくありません。
また、詳しいウニ事情をお電話で聞いて判断したうえで、ご来店のお客様もおります。
とても良い行動だと思っています。
そして大切なお知らせですが、ウニを喜んでくださる方とそうでない方もいます。
献立には「最盛期の日本海近海のウニにはかないません」と記載しています。
「おいしいの?そうでないの?」と聞かれれば
「おいしいとは言えません」とはっきり伝えます。
それほど夏のウニはおいしいのです。
実はおいしくない夏のウニもあるのですが。
これは料理人の腕でどうにかなるという問題ではございません。
9月13日
秋の連休に向け力を入れておりますが
反してウニの入荷が有りません。
太平洋産の 塩水むらさきうにが少し。
夏の日本海産と比べると 甘味は薄いうにです。
9月4日
うにが少なくまともに仕入れできない状況が続いてます。
昨日は昨日、去年は去年です。
非常に残念なウニも流通してきましたが、絶対数が少ないためでしょうか、
えらい価格が付いてます。
毎日、変動するナマモノの中で 最も厄介なのが生うにだと感じてます。
9月中旬のうにの事を考えると 恐怖です。
過度の期待はなされないようにお願い申し上げます。
8月26日
良いうに仕入れできました。
しかし、お盆過ぎのうにの味がします。漁期は終盤だという事が容易にわかります。
9月のお問い合わせも多くございますが
順調に入荷が有ればいいのですが、やはり心配です。
8月23日
大漁とまではいきませんが良いうに入荷しています。
8月末で日本海近海のうに漁が禁漁となります。
8月16日
終盤のうに漁となりました。
あと何回 船が出るか、おおいに期待しています。
6月14日
今週は船がでているので仕入れは順調です。
今後はどうなるか不安ではあります。
水揚げが少なくなれば高値取引となり
そう簡単に食べられなくなるかもしれません。
海にはうにが無いとまで言われています。
4月25日
ゴールデンウィークに向けうにの仕入れをいたしました。
良いうにです。そして、数千円価格を下げてのご提供です。
うに漁が順調に行われたおかげです。
4月13日
良いうに、入荷しています。
先週に比べ 価格を下げてご提供。仕入れ価格も少し下がったためです。
例年ですと4/22あたりから値上がりが始まり
GW間際は高くなる傾向です。
それでも、高くても質の良いうにが市場にあれば仕入れできるのですが
昨年はうにが無く悲しい思いをしました。
加工場も漁師も物流も休むので仕方ないんですがね。
3月23日
2024年の冬は 当たり年。
良いうにが順調に入荷しています。
今年に限っては 仕入れてガッカリ という事が1度もありません。
このまま春になればいいなと思っています。
強く望んでいます。
2月29日
セリ場のお話です。
しばらく 100g 3500円 のうにが
先日の火曜日は5000円に値上がりしました。
味も見た目も 3500円の方がずっと良いのです。
今週は予約もほとんどなく
1名様 ご予約が有ったので仕入れをし、値上げしてご提供しました。
5000円のうには8000円以上の価格となりました。
お店にとっては美味しいお話ではありません。
薄利となってしまいました。
お客様に喜んでもらえたのがせめてもの救いです。
2023年度に比べると 質の良いうにが多いと感じています。
この調子で5月まで続けば薄利でもやっていきたいと思っています。
2024年 2月17日
とてもいいうにです。
2月ははずれ無しです。この調子で安定して入荷すればいいのですが。
12月26日
年末年始の仕入れは明日で最後。
市場も正月休みとなります。
ここ数年の中で仕入れしやすい12月末です。
昨年はウニの仕入れに血眼(笑)になってましたから。
仕入れ と言うよりは かき集める との言葉がわかりやすいかと思います。
年末年始の営業、 予想通りになってくれればいいのですが。
12月7日
12月になりうにが安定して入荷しています。
雪が続くと物流にも影響が出るのが気になります。
幾分、価格が落ち着いてきました。
11月20日
一時的に需要が伸び悩みなのでしょうか、価格が安定しています。
うにの仕入れはご予約様分の仕入れがほとんどのため
急なご来店のお客様にはお断りする日が続いてます。
乱暴な言葉ですが、 来るか来ないかわからないのに
多くのうにを仕入れるのは意味がありません。
廃棄とわかって仕入れするほど度胸は有りません。
これからの季節、うにどんは完全予約制とした方が良いのかもしれないと
思うようになりました。
なかなかできませんが。
10月14日
秋に美味しくなる海域のうにがやっと入荷。
仕入れができました。
今までは仕入れするというより、かき集めるといった方が正しいような。
「流石」の一言、良い質です。価格もビックリですが。
ビックリと言っても想定内。
お客様はびっくりするかと思いますが、予約のお客様の分は
確保できたのでほっとしてます。
ご予約をお断りしたお客様には申し訳ない気持ちです。
8月29日
8月末日をもって 積丹近海でウニ漁が禁漁となります。
来年6月まで、積丹産うには有りません。
9月は利尻礼文や道東からとなりますが 量が少ないために常に高値になると思われます。
それゆえ欲しくても仕入れできない可能性もあります。
10月からは 日本一 のうに「浜中産養殖うに」の季節となります。
二年続きで不漁のため なかなか仕入れが難しいのです。
そして価格。
おそらく 仕入れ価格は 1KG 15万円、
うに丼100gの原価計算ですと約15000円。
販売価格も高く一膳20000円はくだらないと思います。
ですが味はお墨付きです。
昨年は ご予約頂いたお客様には仕入れをしてご提供しました。
その数7人。
お問い合わせいただいたお客様には残念な結果となってしまいました。
3月8日
「お宅のうには何か特別なのですか」 とのお問合せがございました。
「産地、色等のこだわりがある物の 特別というものではございません。
秋~冬は普通に札幌市場から仕入れしている物です」 と回答しました。
加えて
「その 普通 というのがとても難しく、価格が安定しないために
普通を使用できない施設様もある事と思います。
いろんなうにを見かける事もあります。
様々な会社でうにをパック詰めにしてセリにかかっていますよ。
うに丼は料理とは呼べないと考えており、乗せるうにの質がすべてだと思っているのです。
お客様に悪く思われるのが嫌な為に 安易に価格が安いものを使用するという事は好みません。
今はこの程度の物しか流通していない、うにが全くないという時も少なくはないのですが」
こんなニュアンスの回答をしました。
うまく伝わったかどうか不安ですが。
夏は私の実家の海域でうに漁を迎えます。
この時期は、テクニックと呼ぶには恥ずかしいのですが
こだわった保存方法、管理を致します。
これが一番おいしいうに丼への重要な部分なのです。
夏の積丹町あたりのうに丼屋さんはどこの施設でも
この様にこだわってうに丼を作っていますよ。
「「「「「
「「「「「「「「「「「「
6月10日
2023年度のうに漁が解禁となりました。
やはり 高値です。 引く手あまたの積丹産うにです。
相変わらず ばふんうにのお問い合わせも多く
天候次第ではご用意できない日も多いです。
そして、先日のばふんうに丼は 1万円。
びっくりでしょうか?? 薄利です、これでも。
5月9日
新しいウニがきました。
なかなかのうにです。
価格もゴールデンウイーク前の半値ぐらいです。
今週は毎日のうにの心配もなさそうです。
4月24日
品薄。 山ほどあったウニは使えないレベル。
このレベルのうに丼を我慢して4000円で提供するか
高品質のうに丼を8000円で売るか、、、
どちらも1500円ほどの利益が見込める。
前者は 2500円で仕入れができ、後者は6500円の仕入れとなる。
前者は お客様がどう思うか気になりながら作ることになる。
後者は 美味しくて当たりませなので全く気にしなくてもいい。
結局、どちらのウニも仕入れをやめた。
後者を選ばなくては、のちのち痛い目に合うと思いながら。
4月20日
キレイなのですが、形良いのですが匂いが良くありません。
残念。 きっとお客様も残念と思ってるかもしれません。
すみませんでした。
4月15日
「17日はウニある?」
「5月5日に うに丼食べられる?」 こんな質問が多くなりました。
前々日、前日にならないと確実に、あるなし はわからないのです。と、
お伝えしてたのですが、理解してくださらない方がいました。
無い可能性があるのに「はいはい、いいよ、待ってるよ」なんて
適当な回答は出来ません。
4月15日
本日のご予約は2組のみ。
このお客様いがいのウニは仕入れしませんでした。
急なお問い合わせにウニご用意できずすみません。
落胆されたお客様には申し訳なく感じてます。
4月10日
納品されたウニは使用できない品質でした。
ご予約のお客様にはご迷惑をおかけしました。
10月31日
うに、少しですが上向き傾向にあります。価格は相変わらず高値です。
こんな情報見つけました。⇒ こちら
6月22日
ずっと高値のうにです。
塩水むらさきうには例年の1割ほど高く
塩水ばふんうには 2倍以上の価格です。
「どうしても との お客様にはご予算をうかがってから仕入れをしていますが
1膳 14000円 程すると思います」 とご説明をしています。
仕入れ価格 相場は 100g 8000円
110g使用すると 減価は8800円+税
さてこれを14000円で販売しても意味があるものかどうか、疑問です。
ですので ご予約はしないでください。
積丹産 塩水ばふんうには使えない状況です。
今年は異常です。
6月1日
小樽余市ではうに漁がありましたが
古平、美国地区では中止です。
積丹、 余別地区は6月15日より、
入舸、日司地区では6月10日からの予定です。
4月3日
今日の市場はうにが沢山。
日替わりランチで うに丼でも提供しようかな?と
思ったほどです。
価格も安値。とはいえ、4,5年前の2倍なのですが。
昨日、4200円、今日3200円。
売価も1000円下げて ご提供です。
いよいよこの海域で旬を迎えました。
後2カ月ぐらいは楽しめそうです、ばふんうに。
12月1日
綺麗なうに仕入れできました。
賞味期限は12月5日。
ところが見た目と反して、全くダメ。
今日、開封したけどすでに腐敗が始まってました。
残念です。
見た目は文句のつけようがないぐらいなのに。
関係者、ぞんざいに扱ったのでしょうか?
ほんとに残念です。
11月30日
常連様より産地指定のうに丼のご予約がありました。
そもそも仕入れができるかどうかわからない事を理解していただき、
早朝、担当者から連絡が来ました。
有ったのです。 にやにやして納品してくれました。
お客様も喜んでくださりほっとしています。
仕事がしやすいお客様とのお取引は私の利益はさほど気にはしていません。
今年1番の高値のうに丼は、ちゃんと常連さんのお腹の中におさまりました。
気持ちの良い1日となりました。
ありがとうございました。
11月27日
ご予約なしのお客様でいつになくにぎわいました。
うにの事、かにの事ご理解していただき
仕事がしやすかったです。
ありがとうございました。
皆さん、うにをご希望だったのでしょう、ご期待にそえずスミマセンデシタ。
11月22日
なかななか良いうに入荷。
相変わらずの価格ですが。
美味しかったとおっしゃっていただきうれしく感じてます。
売れな買ったときは廃棄になるので
必要以上は仕入れしていません。
2,3日前のご予約であれば概ね仕入れ可能です。
10月29日
11月は当店にとっては1年で一番忙しくない月ですが
思った以上にお電話での問い合わせがございます。
うに、毛ガニに特化した当店において
赤潮被害における、これらの価格上昇は大ダメージです。
どこから利益をとればいいのか??と悩み始めました。
「うに丼は 美味しいものをご提供と考えると1万円以上します」
「この季節、身も味噌も美味しいのを選ぶと8000円以上になる可能性もありますが、、、」と説明しています。
この対応、お断りされると、ご予約不成立だろうな??と思いながら説明しています。
そのほとんどがご予約にはつながりません。
しょうがないと思うようにしています。
12月になれば少しは事情は変わると思っています。
10月22日
うにについてですが、おそらく、北方四島~道東産、もしくは浜中産となります。
ご存じかと思われますが
赤潮の影響で、うにが死滅しており例年の5割高とも言われています。
10月22日現在で うにの仕入れ価格が6410円
普通サイズ うに110g使用の販売価格は8900円(税込)と高額です。
11月になり北方四島のうにが少し多く水揚げになればいいのですが
こればかりは何とも言いようがありません。
ご希望価格でご提供できないような高値の場合は
仕入れをいたしません事をご理解願います。
10月6日
うにご希望のお客様がご予約なしでいらっしゃいました。
ご来店とても嬉しいのですがうにがないために
お帰りになるお客様がほとんどです。
今日、ご予約のお客様用に2人前仕入れできましたが
うに丼にすると9800円となります。
これが最近の現実です。
魚屋、雲丹業者さんも不本意に思いながらうにを販売しているようです。
「これ、使ってみない?」と勧められたうには全く使えない代物でした。
いつまでこんな事が続くのかと思うと調子が悪くなってしまいます。
10月2日
「今日のうにはおいしいの?」 と私にお尋ねください。
きちんと回答します。
「ばふんうにが食べたいのですが??」
とのお客様には
「今日のばふんうには美味しくないです」ときっぱり。
「むらさきうにの方が断然おいしいですよ!」と。
ここ数日、探しても及第点を付ける事ができる塩水ばふんうにはありません。
早く浜中産が出てこないか待ち遠しいです。
うにの本場、積丹町で商売もしていますが
夏の積丹産のうにと、夏以外の他産地のものとでは雲泥の差です。
コアな漁師のお言葉ですが「6月のうにはまだまだだめ」とまで言います。
40年以上うにを見てきましたが、近年は塩水ばふんうにご希望のお客様がほとんどです。
本当に塩水ばふんうにが好きなのか?塩水ばふんうにを食べてみたいだけなのか?
後者かと思っているのです。
2021年 夏期 積丹産塩水ばふんうには平均仕入れ価格1人前5500円。
そして 秋期 日本で3本指の浜中産塩水ばふんうには6~9000円ぐらいになるでしょう。
私の経験上 素晴らしいうに丼は1万円をくだらないと思います。
こんな事、非現実的ですがそれでもご希望のお客様は
4日営業前にご予約をお願いします。
9月7日
なかなか及第点をつけられるうにがありません。
早く浜中産のうにが出てきてほしいとセツに願っている次第です。
8月26日
8月末を持ちまして 積丹町 日本海近海でうに漁が禁漁となりました。
9月以降は、 他の産地のうにの仕入れとなります。
通常はうにを在庫していません。
お客様のご予約後 仕入れをいたしております。
7月6日
むらさきうにはそこそこ水揚げがありますがばふんうには今一つ。
これからに期待です。
お土産店でうにを見て
「100円 さっきの店より高い!」
「200円も違う値段」 との声も聞きます。
これ素人さんですので価格でしか判断できないのはわかります。
実は、 1800円 と 1950円 と2200円 のうには
さほど味には変わりがないのです。
普通の人はわからないと思います。
であれば価格の違いは???
これ、漁師の名前で価格が決まるのです。
決めるのは地元の仲買人。
仲買人は知ってるのです、Aさんのうには色も形も綺麗なことを。
Bさんのうには 色形はいいけど 塩水が濁りやすいから-200円。
Cさんのは 色はいいけど形がよくなかったりすることが多いので-350円。
こんな風に 同じく見えるカップうにでも中身が違うのです。
もっとコアな事を言いますと、私個人的には 、古平町のTさんのうに、Oさんのうには
理想の満点うにです。
賞味期限ぎりぎりでも塩水は濁ったりしません。
仕事が丁寧なのだと感じています。
100gのパックにはきちんと100g入っています。
私たちのような飲食店で 仕入れ価格が 100g 400円も違うとかなり利益に差が出ます。
今日仕入れて明日販売ならば1800円のほうがいいのですが、
なかなかそうは問屋はおろしません。
6月25日
すでに6月末、うに漁は例年より少ない出漁です。
お問合せも多い塩水ばふんうにですが
異例の高値、少ない水揚げです。
一方、塩水むらさきうには順調。
昨年よりもいい感じです。
5月10日
日本海でのうに漁が始まりました。
しばらくは 予約制としており
急なお問合せには対応できません。
前日までのご予約をお願い致します。
5月9日
コロナ禍に置かれ、仕入れが難しい日が続いてます。
しばらくは 予約制としており
急なお問合せには対応できません。
前日までのご予約をお願い致します。
4月12日
うには2人前で終了。ご来店いただいたお客様にはお断りすることになりました。
「うにないです」とお伝えするとやはりがっかりされる方がほとんどです。
前々日にお電話いただけると助かるのですが、なかなか。
4月8日
綺麗なうにです。2人前のご予約があり仕入れしましたがきれいです。
そして甘くなってきました。
4月2日
新型コロナウイルス感染が増え外食ができない今、
需要は少ないと思っていますが、何とも価格が下がりません。
当日予約のお客様にはお断りすることが多くあります。
10月31日
10月はずっと高値のままでした。
26,27日と4割ほど値下がりしましたが
今日は、2割ほど値上がりしました。
週末からの火曜日は祝日。
これが原因かと思われます。
本日のうに丼ランチです。
特盛ご注文をいただきました。
この一膳でうな丼5杯ぐらいにあたっる金額なのです。
「販売したくない」と言うのが正直なところです。
現在、心配ご無用の質のうにはこのメーカーしかありません。
現に、2メーカーのサンプルを仕入れ、味見しましたが及第点は付けられませんでした。
早くうにの水揚げが安定期になることを望んでいます。
9月13日
今期、初入荷しました。
綺麗です。
本日、このうにを使用したうに丼は 7800円 2人前限定。
びっくりですね。
びっくりついでにですが 仕入価格は5940円です。
この価格でご提供しても薄利ですね。
これとは別に5900円のうに丼もご用意しております。
9月11日
facebookより:
旬が過ぎてもうに丼のお問い合わせが多いです。
説明するのも面倒になるぐらい多いのです。
今年はどうしてこんなにお問い合わせが多いのか、不思議。
私の説明はこうです。
「9月はうにの旬ではないために、正直なところ美味しくありません」と。
現に、2度3度と仕入をして味見をしましたが美味しくないのです。
写真のうに丼は
「北海道旅行です。どうしてもばふんうに丼が食べたい」とのリクエストにお応えしたものです。
美味しくないうに丼をご提供するのはやはり抵抗があります。
先週仕入れのうによりは美味しい塩水ばふんうにでした。
ロシヤ産 北方四島の物です。
65点。正直な採点です。
そろそろ浜中産の塩水ばふんうにが出回ります。
尋常ではない価格のうに丼となってしまいますが
こちらは間違いなく美味しいうにです。
仕入が難しいため、完全予約制。そのうえ、仕入できなかった場合はあきらめて下さいね!とのお約束をして。
尋常ではない・・・。おいくらぐらいだと思いますか?
6月 7日
積丹町でうに漁解禁となりました。
順調に 漁があればいいのですが、天候にはかてませんね。
5月 30日
この海域ではそろそろうに漁は終盤。
うにの一生は受精をして次の代へとバトンタッチします。
この頃になると、渋みを感じるうにが多くなります。
実は塩水ばふんうにに限った渋みです。
小さなころの経験から、積丹町近海ではお盆になるとこのような渋みのうにが多くなり、
私にとってはいい意味での貴重な塩水ばふんうにとして、ありがたがっていました。
そして夏の終わり、うに漁の終わりを感じていました。
本日のうにがまさにそれなのです。
数年前、すぎ乃本店 うに膳屋にご来店されたご年配のお客様が
この手のうに丼をお召し上がりになり「防腐剤をつかってるのでしょ?」と。
使っていない事をお伝えしても、納得してくれませんでした。
ですので、受精始めた塩水ばふんうにについて詳しくご説明したところ
納得してくださりました。独特な渋みを防腐剤の味と感じたのでしょうね。
毎年、受精の時期になるとこの時のご年配のお客様を思い出します。
いやらしいお話をしますが、本日のうには6月3日までの賞味期限が表記されています。
しかしです。6月3日まではご提供できません。
見た目は奇麗でも少しずつ腐敗に近づいているのです。
完熟期と私は表現していますが、メロンの熟し過ぎた、美味しいを通り過ぎた果実の様だと思ってください。
在庫が難しく、本日必要な最低限の仕入れをしております。
すでに日本海でうに漁が始まりましたが、若い味がします。
おすすめは?と尋ねられれば「道東の塩水ばふんうにの方が美味しいです」と答えます。
あと何日この塩水ばふんうにをご提供できるかな?
1月17日
美味しいうにです。
ちょっと色の濃いのと薄いのがあります。
今週末も値下げしてご提供の予定です。
ちょっと嫌なニュースがとびこんできました。
冬の道東近海でのうに漁に制限がかかると言う噂があります。
こうなるとお手上げです。